日記 030 ノートパソコンがほしい

わたくし以前、学生時代ですね、Macbook air なるハイテクギアを持っていまして、これは授業で使うからとてきとうにこしらえたものでした。で、ろくに勉強もなにもしないから、もちろんそのマック君はおもちゃとなって、おれのすきだった図書館でわざわざゲームしようとしたり、エッチなサイト見れるじゃん!などと戯けたことをしていたのでした。時は過ぎまして幾星霜、ぼくも大人になりましたよ。ノートパソコンでやりたいことたくさんありますよ。エッチなサイト見たり。そもそも俺のパソコンは、それこそガワだけで言ったら10年級の仕事をしている、中身を入れ替えとっかえごちゃごちゃやってきた自作pcであり、それゆえ死ぬほどドライブもパーツもいたるところにヒビが入っているのであります。この老戦士とは永いこと共に戦いました。ときに敵は性欲だったり、はたまたLOLのチャンプであったり、やろうとおもってしなかったことの山々だったり、まあ思い出深いんですが、さすがに汚すぎる。老戦士くんさあ、お風呂入ってる?とかいって、お風呂を与えてないし、風呂浴びもさせない飼い主の非鑑であるおれは、けっきょく、いまのpcはそのままにして、メインにはすえないで、ノートパソコン(Macbookのさいきょうのスペックのやつ)をメインにして、もうこの老人とは距離を置く、という方向性で、舵をすすめました。しかしこういう将来設計ってのはピン!ときてはすぐにマリオのドッシー(しかもイーッオ!って言いながら辛そうに落ちるやつ)みたいなやつにつぶされてしまうのです。おれはだいたい自分のできないこと、という観点において非常に甘く算段をつけていて、いわば自分のポテンシャル?笑を信じて将来設計においても、そこはまあできるっしょみたいな思考をよくするのですが、こと金のはなしとなりますと、ぼくにはポテンシャルゼロ、ふにゃ~と雲のようになってマリオの背景の笑ってる雲(初代とか2では妖しげに笑っていた気がする)になっちゃうんです。金、ねえし。借りられもしないし、借りるわけにもいかねえし。おれの借金観のはなしはひとまず筆をおいて別の機会にすると、とにかくそこで将来設計はエンディングを迎えるわけです。この時おれがエンドロールを見ているときに思うのが、ああ、金があったらいいのにな、なのである。ここがおれの最ダメたる点大賞受賞シーンである。金があったらいいのに?じゃなくてさあ、金があるようにせんかい!とチェンソーのパワーちゃんみたいな(まだ読んでないけど)のが喝を入れるだろう、ふつう、でもおれが本気で考えたのは、(だれかくれねーかな、クラウドファンディングでもいいや)、である。ああ、読者諸賢よ、これがおれなのである。甘さのみを追求した甘い甘いエデンのリンゴの密の味を一生反芻するがごとく、自分に甘いのである。今日はそんな自分を見せたいという露出欲求ゆえ?いやくやしさゆえにそんな感じになった。

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