日記 035 ジャンケンのグーチョキパー

われわれにんげんは、賭博をする生き物で、あります。ときに金をかけて、ときに命をかけて、ときに給食の残りのカレーパンをかけて・・・ジャンケンってまず賭博だからね、あれ。でも限りなくマインドゲームに近い賭博だと思う、ポーカーとか麻雀みたいに。というのも、ジャンケンには必勝法がある。またまた必勝法だなんて、なんて馬鹿にしないできいてもらいたい。これはかなり、核心をついたと思ってるまだ誰にも教えていないおれっちだけの必勝法なんだ、これを教えるってんだ、チルな大人として、誰にも教えちゃだめだからね。では授けたもう、必勝法とは・・・ずばり、人読みだ。なーんだよくあるやつ、じゃ、ないんだ。結構いいところをついてると思うんだ。もったいぶらずに早く言えって?ごめん言うよ、人がどんな感情でそいつに勝ってやりたいのかってのを考えれば、一対一に限るが、簡単な「張り」のジャンケンでは勝てる。グーで勝ちたい奴の心情を考えてみろってことさ。例えば、AさんとBさんがいます、二人はワンルームに同棲してて、ほほえましい日常を送っていました、そこにゴキブリが出ました。Aさんはゴキブリがわりと得意です。Bさんはゴキブリが結構苦手で嫌がっています。さあ、ジャンケンで処理する役を決めようとなりました、この場合先ほど述べた「張り」はゴキブリ殺しとなります。いいですか、ついてきてますか?このときBさんに注目すると、ゴキブリがやなので、グーを出すはずです。なぜなら、グーで勝ちたいからです。ここで、それぞれ紹介します、グーは、その名の通りグっっと握りしめて祈りを込める感じ、つまりかなり真剣です。真面目ともいえます。グーを出して目を閉じて、おねがい、チョキであれ!と、負けへの恐怖を我慢するかんじ。チョキは、結構強気。グーに負けても仕方がないか、パーにチョキで勝ったとき、なんつーか、最低労力で勝ってやったぜというテキトーさ、試合に対して斜に構えてることがおおいですねえ。おれっちはチョキかな。パーはかなりパワー系。根性入ってる。結構人は興奮するとパーを出しやすいと思うんだけど、それは力んでるからなんだよね。グーに勝ったらさぞうれしいし、征服感があるだろう、でもチョキに負けたときのチクっとした痛みを忘れてない。でもパーだしちゃう!勝ちたいから!ってかんじ。まとめると、1.ジャンケンでその手で勝った時に起こる感情に着目しましょう 2.そのときの「張り」や人間関係、その他もろもろのバックグラウンドを考えて何を出すか予想しましょう ということ。これって結構核心ついてるとおもうんだよなあ。本気でジャンケン大会とかやったら結構いけるとこまで行ける気がする。ジャンケン1on1募集みたいな時代、来ないかなあ。

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