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日記 075 いま、という状況

入院してから2ヶ月と少し。絶望的な状態から逃れるために、おれは日記を書くことにした。前回の日記は2/22だった。いまはもう5月の14。いや、5月14日?おかしい、と感じるほどに日々がながい。文章もしばらく書いてなかった。何をしていたかという...
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日記 074 いろんな顔

昨日、散歩してたんだ。なぜってやることがないから。したらお腹痛くなってきちゃって、こりゃもう帰るしかないなあ、なんて思っていたら、キリッとした目の男、いや青年とすれ違った。ああいう、強い目はいいよなあ。青年はニキビもちらつく赤ら顔でべつにか...
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日記 073 カンマ5ミニッツ

秒速5センチメートルって知ってる?アニメ映画なんだけど、うげっ、いま調べてみたら新海誠だって、そりゃあんな胸糞青春するよな、とかおもいながら、とにかく、その映画のエンディングが山崎まさよしのアレじゃん?いつでもさがしているよ~ってなやつ。そ...
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日記 072 いろいろある

人生まったく、いろいろあるのに、おれはなぜ、大きな目で生活を見ることができないのかな。目のまえのパンをひたすら追っかけてるパン食い競争人生だから、計画とか、将来のペイとか、そういうの、苦手なんです。でも苦手とも言ってられなくて、将来のことは...
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日記 071 楽天家

なんか、こう、今日はうまくいく気がする、とか、この先の展望はいいものになるだろう、とか、そういう直感ってあると思う。まあそれが当たらないときも多いのだけれど。でも、そのマインドのとき、精神的には余裕が生まれるし、心は穏やかだ。ただの楽観にす...
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日記 070 髪をきった

えー、ようやく髪を切りました。ロン毛だったわけで、ロン毛を背負ってた期間も長かったから、なんだかすっかり切り落としてくれたなあ、という感覚だ。髪の毛には厄がこもるんだな。さっぱり切ったら、なんか頭が軽くて、ぐじゃぐじゃの統合性のない脳みそが...
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日記 069 日記について考える

ひとってさあ、結局いまでしか生きていないから、過去のことはすべて記憶になっちゃうんだよね。で、なんか、こう、だらしなく生きてると、今日起きた出来事や、感情の動きとか、そういうのを感じとらずに生きるわけで、そんな日って、たとえばおれが40のオ...
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日記 068 カメムシ

最近、家にでるんですよ、カメムシ。とって便所に流しても無限にわいてくるわけで、もうおれはカメムシの飛翔ぐらいじゃビビんないくらいカメムシ耐性がある。なんか、カメムシってあれだよな、啓示的。いままでも家でカメムシを見ることがあった。どっから入...
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日記 067 一円に漢泣きされられるもの

一円を笑うものは一円に泣くといいますが、わたくしは一円をあざけるような目でしか見てないもんですから、本当に一円に泣かされてしまうことが多々あるわけです。たとえばあと1円足りなくて電車のれなくて、歩いて帰ったとか、そういうお金限界ギリギリエピ...
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日記 066 チルにかえる

寒いからチル、なんてのは間違った話で、今年の冬、おれはまったくチルじゃなかった。うだうだして、もじゃもじゃ寝て、なにがチルアウトボーイじゃ。そこで、チルにかえろうとおもったんだ。本当のチルは家に引きこもってたら起こらない。外に出よう。チルは...