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日記 034 持ち手をなくした傘

この間ね、雨がぽつりぽつりと降ったりやんだり、そんな時期があったんだけど、その時のはなし。晴れのときって傘ってすっかり存在を無くしてしまうっていうか、ハイ、僕たちがいると雨を想起させてしまい申し訳ないため、控えさせております、ハイ、というく...
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日記 032 間をおそれる現代人、あるいはおれ

さいきん、朝、セブンイレブンまでいって(これは前からなんだけど)コーヒーを買う習慣ができつつあるの。ホットコーヒーのレギュラーの軽め。おれはアメリカンがすき。なんてちょっとうぬぼれちゃうぐらい素敵な習慣だなあとは思うんですが、まあ、そのセブ...
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日記 031 なにをもとめて

たまに自分を失うときがある。なにをもとめているのかわからないときだ。目標や目的などといったゴールがないとひとはすぐにへにょる。へにょったひとは自分の行動基準を失ってしまい、悪習と怠惰で、もう生活はボロボロ、なんのために生きてんの、なんてポロ...
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日記 030 ノートパソコンがほしい

わたくし以前、学生時代ですね、Macbook air なるハイテクギアを持っていまして、これは授業で使うからとてきとうにこしらえたものでした。で、ろくに勉強もなにもしないから、もちろんそのマック君はおもちゃとなって、おれのすきだった図書館で...
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日記 029 最近怖すぎる時間のはなし

こわいはなししてもいい?モテる男はこういうのがスマートにできるやつなのよ。じゃなくて、時間ってさ、最近加速してないか?怖くないか?ありえないくらいに一日ってのが短くて、おれはびっくりしてるんだ。最近は16時からフィットリングアドベンチャーで...
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日記 028 アイディアお伽話

むかーしむかし、いやいまでもふつうにそうなんだけど、人の脳みそは思考をしていました。思考、というのはあたまの中に流れている大きな川の流れのようなものです。何か考えごとをしているとき、ひとはその考えでいっぱいになりますが、思考にはそれだけでな...
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日記 027 歩く瞑想法

ねぇママ、どうしてむかしの天才たちは天才だったの?それはね、徒歩(かち)にて移動していたからよ。なんていう教育をしたらアインシュタインが生まれるかもしれない、なんて、今日歩きながらおもっていたんだよね。おれは毎朝意味もなくコンビニまでいって...
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日記 026 おすすめという色眼鏡

人からおすすめされた音楽って、どうも気が引けますよね。おれはある時期、一人の友達と一生ファミレスで政治だの芸術だの思想だのについて、わかってもない頭で、延々と語りあっていたんだけど、そのとき、結構音楽をおすすめしたりされたりみたいな機会があ...
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日記 025 拝啓R-指定様

もう6年くらい前になりますねえ、フリースタイルダンジョンの衝撃。日本のHIPHOP界が良いも悪いもどちらともいえない方向に、でも着実に前に進み始めたのです。あれは時代のサイクル説に基づいてる、ようはリバイバルだったと思うけど、それでもすごい...
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日記 024 やりたいことをやりたい

初期衝動のあの興奮が好き。好きという感情と、自己表現と、モチベーションが異常な熱量を発してあふれ出すあの感覚。でも、その感情はその瞬間だけなんだよな。初期衝動という言葉は音楽のジャンルでよく語られる語だけど、ファーストアルバムは初期衝動、サ...