日記 009 風邪をひいた日

風邪をひきました、風邪ってのは天罰みたいなもんで、ほんとに、ひどい生活習慣とか、そういうのが積もり積もって起こる自己防御なのである。だから風邪をひいたらおとなしく思考を落ち着かせなければならない。整えていかなければならない。でも、風邪の最中ってのは、思考の分裂がひどくて、いつもよりもおれの脳みそはぐじゃぐじゃ。固形になってほしいのに、欲望とか欲求とか、報酬系のバグでドロドロに溶けた黄色いマスタードみたいなもんです。おれの脳は。液体、どろどろとした液体、それがおれの脳。たまにかっちりとカチカチに固まって脳のキューブみたくなるときもあるのに、基本おれの脳はどろどろ。なんつーか、どろどろでうごめいていると、自分で制御できないんだよな。カチカチは操作できるけど、みたいなイメージ。いろんな感情の波にやられて何してるかわかんないまま何かしちゃうし。なんて、風邪をひいたときは少し反省することが多いね。ずる休みをしていたら本当に風邪をひいちゃって、みたいな状況にいまは近い。こういうとき感じるのは、罪の意識と、ただ正常になろうとするホメオスタシスの活発化である。なんつって。