日記 010 現はゆめ

現(うつつ)という言葉がありますが、ぼく、おもいます、現ってのはもっと俗世に近い感じなんだろうなあって。具体的には日が昇っている間が現なのではないかと。その意味でいいますと、夢が現で、その逆がナンタラという表現は、まさにおれを表現しているのではないか。いま、14時前だけど、すごい生活をしてますよ、ぼくは。たまに思考してみたり、できなかったり、基本的には欲求に溺れている。音楽をかけながら、アイコスでもふかしながら、ゲームしたりしなかったり。ゆめみたいな生活だね!なんて嫌味を言われてしょうがないような、そんな現は、ゆめみたいだからそれもそれでしんどいんだゾ!とおれのなかの赤ちゃんが怒る。夢の中だからうまく操作できないんだ、ものごとに連続性も因果関係もないんだ、いつ終わるかもわからないんだ、自分が、自分じゃないみたいなんだ。オギャー、と一通りの演説を終えた赤子はねんねしました。観衆は、じゃあ夢から覚めて、現実に向かえばいいじゃないか!と憤慨したとか、でももうおれの赤ちゃんは寝ちゃってるんだよね。とかいってないでさあ、そろそろ起きたほうがいいんじゃないとも思うよ、思うけど、、、夢ってたのしいじゃん?

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