日記 022 SNSの底知れぬ悪意がこわい

人は悪意を持ちますが、ことSNSにおいては酷い悪意の塊とかコンプレックスの爆発とか、それが許されている秩序なきフィールドで、人はほんとうに、こわい。こわいよー。人の数だけ物語があり、悪意の数だけ物語があるのだ。悪意というのは、いままでのつもり積もった負の経験の総大成であって、そのぶん、その人もこわいよーしてきたわけなんだけど、それのベクトルが他人に向くものなのね。受けたぶん、その悪意は解消されることなく、またメタモルフォーゼして、ゆがんだ別の悪意になるの。SNSはその悪意でもって戦うバトルフィールドだ。自分の負の経験をカードに、デッキ構成して、さあデュエルスタンバイ!なんつって、日々たたかってんだよな。べつに、そういう場だってわかってるけど、おれはこわいなあ。そもそも戦闘民族ではないから、戦闘したくないし。おれはクリフト。後ろからザラキとか撃って、でもアリーナがぼこぼこに戦ってるから、ぼく悪くないです・・・殺めてません。なんて顔をしていたい。でもSNSやりたい。知りたい。悪意以外のなにかを求めて。

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