日記 024 やりたいことをやりたい

初期衝動のあの興奮が好き。好きという感情と、自己表現と、モチベーションが異常な熱量を発してあふれ出すあの感覚。でも、その感情はその瞬間だけなんだよな。初期衝動という言葉は音楽のジャンルでよく語られる語だけど、ファーストアルバムは初期衝動、サードから変わったよね、なんてよく聞く話だ。初期衝動のまま突っ走ってもいいものにならないからそうなのか、それとも初期衝動はその名の通り最初だけしか湧き起らないものなのか、わかんないけど。でも続けるとして、初期衝動というのはとっても強い意志の現れだ。あのモチベーションはどこからくるのか。たまに思い出したかのようにモチベーションが働くときがあるけど、初期のような情熱的で盲目的で、強烈なものではない。結局モチベーションを保つには、習慣なり、規則や、強制的ななにかがないといけないとおもう。やりたいことをやりたいだけ。でもやりたいことをやるモチベーションがない。おれにはよくあるはなしだ。じゃあそれって本当にやりたいことじゃないんじゃないの、なんてヤジが飛んできそうだけど、おれは本当にやりたいことをしたいの。でもなかなかうまくいかないよね。人ってすぐ忘れちゃうんだ。なんでそれをやりたいのか、なにをすべきなのか。だから、初期衝動を思い出すことは結構いい思考ルーチンなんじゃないのかしら。なににおいても言えるけど、すべてはファーストインプレッションだ。最初を思いだせ。考えろ。好きなものに理由はないけれど、それをやりたいと思ったことには多大な意味がある。懐古じゃなくて、振り返りって大事だよ。ルーツを思い出そう。一番最初に感じたあの興奮はもうこないかもしれないけれど、それは継続することによって、やがて別種の感動や達成になる。やりたいことをやってるだけ。でもそれは難しい。でもでも、継続してやりたいことをやりたいと思うこと、これってすてきだね。

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