日記 049 イエスのThe Gates of Delirium

イエスのこの曲、しってる?リレイヤーっていう個人的にとっても名盤だと思ってるアルバムに入ってる曲なんだ。意味は錯乱の扉。その題名通り、シンセがそりゃあもうすごいことになってて、まさに錯乱!って感じ。今日、この曲を実際には聞いていないんだけど、さっき風呂にはいってて、今日はこの曲みたいな日だったなあ、と思ったんです。それで、今日というのはまったくもって、錯乱してた。自分の心がここにいない。コントロールできない。なにもかも嫌だ。うまく動けない、動かない。最終的にはパニックみたいになってギャン泣きしながら寝るという、非常な幼児退行がみられまして、これには風呂にはいってたおれも、今日という日はまったく・・・とため息をつかずにはいられなかった。まるでぐじゃぐじゃの欲望にまみれたドロドロの人間もどきが、べたべたと這いずっていた、それはまさしくおれだった。どうしてこうなった?どうすればこうならなかった?おれには正直わからないくらい、強い力で今日は錯乱していた。自分という個体がどうでもいいと思うとき、おれは泣いてしまう、なぜだかわからないけど、生への執着かもしれないけど。今日はそんな泣いているなかで、錯乱の扉を開けてしまったんだ、それがなぜだかはわからないけど、間違いなくおれは、扉の中に吸い込まれていた。

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